カードゲームとして遊びながら学習効果・知育効果が得られるカードゲームをこのサイトでは取り上げています。その大部分はカルタです。
*カルタ(carta)というのはポルトガル語であって、カード(card)とはもともと板状の紙と意味において語源は同じ。ただ、読み手が札を読み、それに対応する取り札を取る遊びが現在の日本ではカルタと呼ばれている点で、このサイトではカルタと一般のカードゲームを分けて考えています。
このサイトでは、読み手が読み札を読み上げ、それに対応する取り札を取る遊びをカルタと呼ぶことにします。
最近では、小倉百人一首を題材とした『ちはやふる』というマンガが第2回マンガ大賞2009を受賞するなど(さらにアニメ化、映画実写化もされている)、カルタが見直されています。
四字熟語カルタは現在さまざまなものが発売されているが、内容の充実度・学習効果どれをとっても以下の「かるかったかるった」の出来が群を抜いています(製造販売元:オフィス四季茶寮)。
そのため、全国の多くの小中学校で学習教材としての採用が相次いでいるとされ、時期によっては入手が困難となっている。
絵柄を用いることなく、文字だけで構成するというシンプルな四字熟語かるた。
読み札に四字熟語の意味が記載されているのですが、この四字熟語の意味が百人一首と同様「57577」の韻を踏んでいる点が秀逸。
学習度★★★★★
難易度★★★★☆
総合評価★★★★★
四字熟語かるたに関してはかなりの数が存在するため、その他の四字熟語カルタについては別のページでご紹介いたします。
四字熟語カルタでは、読み札に書かれた内容を読み手が読み上げる点で共通します(もっとも四字熟語かるたであっても、トランプの神経衰弱のような遊び方を推奨するものもある)。
これに対し、四字熟語カルタ以外の学習カルタでは、「かるた」といいつつ読み札を読むことはしないにもかかわらず「かるた」という名称で販売されているものも存在する点に注意。
詳しくは、その他の学習カルタのページで詳しく取り上げます。
学習度★★★★☆
難易度★★★★☆
総合評価★★★★☆
「小学生社長」がつくったカードゲームとして、一時多くのマスコミ等によって取り上げられたカードゲーム。
水素・炭素・窒素・酸素の原子カードを中心に、CO2(二酸化炭素)やH2O(水)などの分子を作っていく化学カードゲーム。最終的に、多くの分子を結合させ、より多くの原子を成立させたほうを勝者とします。
水素、炭素、酸素、窒素の元素4種類を示すカード48枚を用意。対戦する2人が持ち札を各3枚並べ、分子ができる組み合わせのカードを取り合う。例えば、水素2枚と酸素1枚は水、水素3枚と窒素1枚はアンモニア。最後にカードが多い方が勝ちとなります。